MBSEコンサルティング

複雑なシステムをMBSEでシンプルに。
MBSEのプロフェッショナルが未来の設計を支援

MBSE実現パートナー

MBSE (Model-based systems engineering)は、システムの複雑さが増すにつれて発生する課題に柔軟に対処し、 生産性と品質をともに向上させるために不可欠であると広く認識されています。しかし、組織への導入を実現するためには、熟練した技術者のスキルやノウハウに加え、手法、ツール、トレーニングを含む環境の整備が必要です。 また、MBSEにおける経験から継続的に学び、成長につなげるには、戦略的なアプローチが必要となります。
私たちはMBSEの導入・活用における課題を持つお客様に対し、MBSE実現パートナーとして、具体的かつ実践的な支援をします。

課題例

  • SysML、モデリングツール等の情報が少なく、システムモデルをどう活用していいかわからない
  • 実践レベルの人材をすぐに育成したい
  • モデリング規約やガイドラインを整備したい、システムモデルを管理する環境構築をしたい

私たちの強み

  • 具体的な提案

    実際の開発プロセスや技術領域の中で活用できるシステムモデルを具体提案いたします。また、MBSE導入の戦略立案や、導入効果の仮説立案や検証なども行います。

  • MBSE人材トレーニング

    MBSEを実践できる人材育成を目的としたオリジナルトレーニングを提供します。OJT形式での細やかな技術教育や、トレーニング内容のカスタマイズも可能です。

  • エンジニアリング

    お客様の業態においてシステムモデルの実装やモデリング環境の構築をご支援します。 また、Dassault Systemsのパートナーとして、CATIA Magic(*)製品の販売・サポートも行っています。
    (*CATIA Magic、Magic Cyber-Systems Engineerは、Dassault Systemesの商標です。)

お客様のプロセスにシステムモデルを適用し、意思決定を支援

事例1設計視点を跨る影響分析

ユースケース・物理設計・論理設計など、ドキュメントベースでは情報が分断されトレースがとりづらくなりますが、 システムモデルを活用することで各設計情報を関連付け、設計根拠の立証や整合性の把握が容易に行えるようになります。

事例2影響範囲の深掘り分析

システムの大規模化・複雑化に伴い、システム間の連携やインタフェースも多様化し、 設計変更による影響範囲の見極め不足による不具合や手戻りの増大が懸念されますが、 システムモデルを活用することで設計変更となるインタフェース情報を基点に深堀分析を行い影響範囲を容易に把握できます。

組織におけるMBSEの成熟度に応じたサービス

検討フェーズ

コアメンバーを中心に教育、サンプルモデル構築や課題抽出・仮説検証などチームの立ち上げを支援します。

コンサルティング
  • MBSE導入効果などの仮説立案検証
  • MBSE導入戦略立案
  • サンプルモデル構築
トレーニング
  • SEトレーニング
    • システムズエンジニアリング(入門・基礎)
  • MBSEトレーニング
    • MBSEモデリング(101、102)
    • モデルベース問題解決(201、301)
  • カスタマイズ研修、OJT

導入・展開フェーズ

リーダークラスの育成や組織単位での教育、組織導入に向けた基盤環境(プロセス、IT環境)の構築などを通じて、組織内への展開を支援します。また、具体的なプロジェクトにおけるモデリング支援も可能です。

コンサルティング
  • プロセス構築、監査
  • リファレンスモデル構築
  • モデリングおよび管理ルール
  • モデリング環境立案
  • モデリング人材育成戦略立案
  • 技術的なナレッジ支援(スポット相談)
トレーニング

※検討フェーズのトレーニングメニューに加えて

  • 短期間での実践レベル人材育成
  • 組織的な人材育成(定期開催等)
エンジニアリング
  • モデリング実装支援
  • モデリング量産
  • ツールリセール(CATIA Magic)
  • 環境構築

トレーニングメニュー

システムズエンジニアリング(SE)およびMBSEを実践できる人材・組織育成を支援します。 ご担当の領域やテーマに応じてトレーニングメニューのカスタマイズも可能ですので、お気軽にご相談ください。

SEトレーニング

社内教育としても採用いただいており、これまで600名を超える方に受講いただいています。

カテゴリ レベル コース 概要
システムズ
エンジニアリング
基礎
  • 基礎
  • 入門

システム思考を理解し、物事、周辺コンテクストをシステムとして捉えてエンジニアリングに取り組めるようになることを目指します。

入門

提供形式:リアルタイム講義
開催人数:3〜18人(最大6チーム)
受講日数:1.5日(7.5h/日)

基礎

提供形式:リアルタイム講義
開催人数:3〜12人(最大4チーム)
受講日数:4日(7.5h/日)

MBSEトレーニング

MBSEツールや言語の習得から、エンジニアリング課題への対応まで、MBSE人材を入門レベルから応用レベルまで育成することのできるメニューです。 自動車・宇宙航空分野の企業のほか、MBSEのコンサル企業など、幅広くご活用いただいており、これまでに400名を超える方に受講いただいています。

カテゴリ レベル コース 概要
モデルベース
問題解決
応用
  • 301

エンジニアの抱える課題、そのコンテクストやアーキテクチャの概念を捉え、情報構造への落とし込み、活用の方針を立てられるようになることを目指します。

提供形式:リアルタイム講義
開催人数:4〜6人
受講日数:7日(3〜4h/日))

基礎
  • 201

情報構造体のケイパビリティを理解し、実際のモデル言語のメタ情報に変換し、設計情報を情報構造体として整理、活用できるようになることを目指します。

提供形式:リアルタイム講義
開催人数:4〜6人
受講日数:5日(3〜4h/日)

MBSEモデリング SysML理解
  • 102
  • 101

MBSEを実践するために必要なモデリングツールを実際に触りながらSysMLを正しく理解し、具体的・現実的なツール テクニックを駆使して情報構造体を制作できるようになることを目指します。

※2種類の形式でご提供

101

提供形式:動画視聴
開催人数:1人〜
受講期間:1か月

101・102

提供形式:リアルタイム講義形式
開催人数:4〜6人
受講日数:4日(7.5h/日)

  • CATiA

    パナソニック システムデザイン株式会社はDassault Systemes社CATIA Magicのリセールパートナーです。

    詳細はこちら新しいウィンドウで開く

コンサルティング・ソリューションに関するお問い合わせ

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