教育・研修

「事業の根幹は人であり、企業の財産も人である」それがパナソニックの基本思想です。パナソニック システムデザインでは、人財への投資によって会社の成長を実現する考え方を徹底し、さまざまな研修制度を用意しています。

若手が成長する環境

新入社員研修

入社後半年間行われる、新入社員研修は全社研修と部門研修の大きく2つに分かれています。
まず初めに行われる全社研修では、ビジネスマナーや仕事の進め方をはじめ、社会人としての基礎を学びます。次に技術研修が始まり、エンジニアとしてプログラミングや設計技法の基礎を学びます。また「ETロボコン(※)」を社内イベントとして開催し、技術研修の成果を試す場を設けています。さらには、自主自立のマインドを養うために、社会人生活における中長期的な目的・目標や、自身が大切にしたい価値観を考えるためのキャリアデザイン講座を準備しています。

部門研修は、現場へ配属後、各部門で必要となるスキルを身に付けるための研修です。なお、本研修では先輩社員がトレーナーとして付き、継続的に会社に慣れる支援も行います。

最後に、研修や実務を通じ学んだこと、成果を発表する新人発表会を開催します。ここでは、自身のキャリアプランについて明確にするため、将来ありたい姿や目標についても発表します。

組み込みシステム分野における技術教育・人財育成をテーマとしたETソフトウェアデザインロボットコンテスト。

新入社員研修の年間スケジュールの図 4〜6月全社研修(4月導入研修:社会人・パナソニック システムデザイン社員基礎研修、5〜6月技術研修:プログラミング・基礎研修)7〜9月部門研修(・仮想プロジェクトによる研修・業務で使用する開発手法や言語の研修)、3月新人発表会
2023年度新入社員研修スケジュール

大志塾

私たちは若手社員が自立し、自らの志のために成長する環境づくりを大切にしています。その中で誕生した活動が「大志塾」です。

入社3年目までの若手社員が組織を越えて集まる大志塾の狙いは、

  • 『上位等級への挑戦等、ステップアップした役割を実践、視野・視座を拡大し、実業務に還元』
  • 『新しい技術や課題解決手法を学び、身に着けた知識・知見を実業務に還元』
  • 『組織や世代を超えて、相互に刺激を与え合う若手コミュニティを形成』

の3つにあります。

主な活動として、新卒3年目までの若手社員が拠点を横断したチームを組み、入社後の7〜12月までの約半年間、それぞれが決めたテーマに沿って活動をし12月には最終報告会をします。

<実際の活動例>
  • 拠点の異なる社員同士による知識や技術の共有
  • チーム内輪番によるファシリテーター体験
  • 社内で働く仲間をより深く知るための「1onX(他己紹介)活動」
  • 関心のある未来技術を調査し発表するプレゼンテーション など

スローガン

I have study for independence, ambition and thriving.

※スペルの頭文字を逆から取り、大志塾(TAISHI塾)と命名

スキルアップを支援

社員自身がスキル習得を通してより豊かなビジネスマンへ成長していくことを支援するため、さまざまな制度を用意しています。

Udemy Business

世界で5,400万人以上が学習している、実践的かつ最先端の知見が学べるオンライン動画学習プラットフォームです。ビジネススキル〜最先端のITスキルまでの豊富な講座ジャンルがあり、約9,000講座を受講可能。

Udemy Businessの導入実績
  • 国内800社以上、日経225の50%以上で導入
  • 日本eラーニングアワード2019 経済産業大臣賞を受賞
  • 日本の人事部HR アワード2020 プロフェッショナル人財育成・開発部門 最優秀賞を受賞

Udemyは、米国法人Udemy, Incが運営する世界5,400万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォームです。法人向け「Udemy Business」は、Udemyで公開されている講座の中から、日本の企業向けに厳選した講座を定額制で利用することができる法人向けオンライン学習サービスです。日本では(株)ベネッセコーポレーションが、Udemy社の事業パートナーとして独占的業務提携を行っています。

語学研修支援

パナソニックグループ全社員向けの語学研修支援「GOLD PROGRAM」を受講可能。

グローバル化に対応できる英語を会社補助のもと学ぶことができます。基礎から上級レベルまでの幅広いコースの中から目的やレベルに合ったコースを選択できます。

情報処理技術者試験対策eラーニング

IPA「情報処理技術者試験」対策に有用なコンテンツも多数あり、試験対策のeラーニング講座を受講できます。下記の対象資格については、対策講座の受講料は原則会社負担となります。

対象資格
基本情報技術者 ITストラテジスト
応用情報技術者 システムアーキテクト
データベーススペシャリスト(DB) ITサービスマネージャ
プロジェクトマネージャ(PM) 情報セキュリティマネジメント
情報処理安全確保支援士(SC) システムアーキテクト
システム監査技術者(AU)  
エンべデッドシステムスペシャリスト(ES)  

マネジメント人材の育成環境

パナソニック システムデザインを牽引するマネジメント人材の育成にも力をいれています。

階層別研修

新たな役職を担当する節目などに、必要な業務知識やマネジメントスキルを習得するための研修を開催しています。

対象
  • 新任課長研修
  • 新任係長研修
  • 新任主務研修 など

幹部開発研修(選抜型)

経営環境の変化に対応し、事業を創造/変革できる幹部候補人材を計画的に育成するために「経営リテラシー」、「視野・識見」、「人格」を習得・向上するための研修を開催しています。

対象
  • 役員候補
  • 部長相当候補
  • 課長相当候補