真の課題は表には出てこない。信頼関係が「その先」を創るカギに。

プロジェクトストーリー

#Consulting#入社11年以上#新卒入社#福岡拠点

PROFILE
大学では商学部のゼミでマーケティングを専攻。新卒で入社後、多数の会計関連システムの保守・改善・運用・導入のプロジェクトに携わり、2021年からSAP導入プロジェクトのモジュールリーダーも務める。

SAPコンサルタントとして、さまざまなモノづくり企業を支援。

SAPとは企業における会計・人事・ロジスティクスなどの基幹業務を一元管理するパッケージソフトの一種です。私はこのSAPを導入しているお客様に対する、システムの保守・改善、およびSAPの導入支援を行っています。会計関連のモジュールを中心に手掛けながら、徐々に業務の幅を広げてきました。

当社は特に、製造業のお客様からのご依頼が多く、入社後は各分野の名だたる大手メーカーのプロジェクトに携わる機会がありました。また、私が普段働いているのは福岡の拠点ですが、業務では東京や大阪、海外のお客様を担当することもあります。福岡にいながらこれだけ多様な仕事に関われるのは、当社の魅力の一つだと思います。

見えないところにこそ、真の課題がある。

この仕事ではお客様との信頼関係はとても重要であり、日頃から積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。以前、ある企業の維持・保守プロジェクトを担当していた際、お客様との何気ない会話の中から、とある債権管理に関する業務が作業の特異性を理由に長年すべて手作業で行われていて、大きな負担となっていることを知りました。

システム化されていない業務はなかなか表に出てこず、見落とされてしまいがちです。私はその話をきっかけにシステム化の提案を行いました。結果的に、システム化による作業時間の短縮に成功し、お客様が本来取り組みたい財務分析などの業務に注力するための作業工数を捻出することができました。お客様の働き方改革に貢献できたことはとても嬉しかったです。

どこに就職するかよりも「どうなりたいか」が大切。

今、就職活動をしている方にはぜひ、「どの会社に就職したいか」よりも仕事を通じて「どうなりたいか」を軸として取り組んでみて欲しいと思います。私自身は、企業の課題をさまざまなアプローチで解決に導く「コンサルタント」という職業に対する憧れがあったことと、気軽に意見を言い合える当社の風土の中で働いてみたいという思いで入社しました。

そして今後は会計に限らずロジスティクスまで含めた、より全体的な視点からソリューションを提案できるようになって、自信を持って「コンサルタント」と名乗れるようにスキルアップしていきたいと思っています。ぜひ、前向きに働く自分の姿をイメージしてみてください。

わたしにとって「その先」を創るとは。

「本質を捉えて顧客の成長に貢献すること」だと私は考えています。SAPコンサルティングの仕事では、表面的な課題に向き合っても、その場しのぎの解決策しか提示できません。真の課題を知るためには、日頃から密に関わって信頼を得ることが大切。すぐに表には出てこない課題を、いかに拾っていけるかが「その先」を創るためのカギを握っています。