profile
和歌山大学大学院 システム工学研究科 デザイン科学クラスタ出身。ソフトウェアを使ったモノづくりを仕事にしたいと考えてパナソニック システムデザインに入社。SEとして活躍し、最近は後輩エンジニアのマネジメントにも挑戦している。
名前に惹かれて入社したパナソニック システムデザインで、組み込み開発に出会う
学生時代にシステム工学研究科で学んでいたことから、ソフトウェアを使ったモノづくりを仕事にしたいと考えて就職活動を開始。システム開発やwebデザインの会社をいろいろ調べてまわったとき、当社を見つけました。入社の決め手の一つは、採用面接で対応してくれた社員さんの感じがよかったこと。そしてもう一つは、パナソニック製品に良いイメージがあっていろいろ愛用していたので、そのグループであれば安心なのかなと思えたことでした。
入社当初は「UI(ユーザー・インターフェース)」という、製品を実際に使うときに人が接する一番外側の部分をつくることに興味がありました。でもいろいろなプロジェクトに携わるうちに、製品の内側、機能や動作をつかさどる部分をつくる「組み込み開発」におもしろさを感じるようになって、いまも夢中です。
いままでに作ってきたもの
印象に残っているのは、電話機内部の部品を新しいものに交換するプロジェクトでしょうか。ちょっと地味に聞こえるかもしれせんが、これが思っていた以上に難しくて……。「これで絶対にミスはない、完成したはず」と思ってテストしてみても、なぜか動かない。でも一つひとつ確認していくと、さっきまでは気づけなかった動かない理由が必ず見つかるんです。それをまた何とか修正していく。ようやく正常に動いたときの「よし!」という達成感がたまらなかったのをよく覚えています。振り返ると、これが組み込み開発をおもしろいと思ったきっかけかもしれません。
いま関わっているプロジェクトでは、ネットワークカメラ(ペットや子どもの見守り用や防犯用など、インターネットに接続し離れたところで確認できるカメラ)のセキュリティシステムのアップデートを手掛けています。生活の中にある身近な製品も、外からは見えない部分に組み込みエンジニアの試行錯誤が詰まっているんです。
優しくしてもらったぶん、優しくしたい
当社のいいところは、なんといっても「いい人が多い」ところ。入社したばかりでわからないことだらけだった頃、どの先輩に話しかけても丁寧に対応してくれましたし、新人の私を気にかけてくれて大きな失敗をする前にフォローしてもらえました。何より、常にみんな穏やかなんです。感情的になったりしないし、絶対に助けてくれるから、何かあっても安心してすぐ報告できる。信頼関係ってこういうことなんだなと思います。
入社7年目に入って、後輩エンジニアから相談を受けることも増えました。自分がかつてそうしてもらったように、どんな場面でもとにかく優しく穏やかにレクチャーできる、頼れる先輩でありたいなと思います。
ある日の1日
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9:00
出社
デスクの整理など、作業開始の準備。
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10:00
チャットのチェック
各種チャットツールに来ている連絡に返信。プロジェクトに関する共有や工数管理もこの時間に行います。
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11:45
昼休み
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13:00
プロジェクトAのコーディング
先日までに進めてあったコーディング作業の続きにとりかかります。
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15:00
メンバーからの連絡に対応
それぞれのプロジェクトに参加しているメンバーから受ける各種連絡に返答。自分だけで解決が難しい時はより専門的な知識のある先輩社員に相談することもあります。
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16:00
プロジェクトBの計画立案
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18:00
退勤
今日は定時で退勤できたので、かえって映画を見る予定。忙しいときでも、残業は1日1時間程度です。
My Private
基本はガジェット好きのインドア派です。一方で位置情報ゲームも好きでよく歩いています。 (写真は最近組み替えた自作PCと、福岡市内の公園で見かけたツツジ)