Imaging / Sensing
画像・センシング技術

当社の画像センシング技術

画像センシング技術は、セキュリティカメラや車載カメラ、工場ライン監視、ロボットの視覚など幅広い分野で使われています。
当社は約30年培った画像センシング・映像音響処理技術で、ソリューションを提供するための技術開発を行っています。

保有技術

AI(Deep Learning)方式開発

視覚の人工知能としてDeep Learningの応用が進んでいます。車両等の物体検知、製造した製品の不良個所を画素単位で特定する異常検知、人物の行動認識など、従来は人間の視覚に頼っていた作業がAIに置き換えられつつあります。当社は、論文調査や学会参加等を通じて最新技術を吸収し、お客様のお困りごとを解決する提案をいたします。

画像システム開発

カメラや画像認識装置といった画像システムは、AI等の画像認識技術、撮像時に発生するノイズを低減する技術、コーデックでデータ量を圧縮して伝送する技術、録画にはファイル管理のためファイルシステム設計技術等、いくつかの機能を融合して具現化されています。当社は、各機能の連携を最適に設計し、基板等のハード開発技術や組込ソフトウエア技術で製品を具現化します。

開発実績(一例)

カメラ

セキュリティカメラ
車載カメラ
ミラーレス一眼カメラ
産業用カメラ
放送用カメラ

センシング

照明制御センサー
全周囲車両周辺監視システム
交通流計測システム
侵入者監視システム
行動認識システム
異常検知システム

映像伝送

インターフェースユニット
遠隔会議装置

サウンド

非常放送システム
補聴器

新技術への挑戦

3D空間可視化システム

複数の3Dセンサを用いて現実空間全体をリアルタイムスキャンし、可視化する技術です。複数種類の3Dセンサでスキャンし、それを可視化したり、仮想空間で分析することができます。マーカ設置作業不要で、静止物だけでなく移動物体でもスキャン可能です。

肌センシング技術

検出例

スコア表示例

顔全体をスマホで非接触撮影するだけで、肌状態を分析できる技術です。電子基板上の異常検出でも用いられる画像処理技術を応用し実現。皮膚科専門医のアナログ的な判定基準をデジタル処理していることから、高精度な検出が可能に。シミ・クマ・小ジワ・毛穴・キメ・シワ・肌年齢を判定/検出可能です。

人物行動予測技術

数秒前にピーチの皮をむくことが予測できればOK

行動予測は、画像認識AIを用いて対象人物の未来の行動を予測する技術です。
当社は、パナソニック コネクトと共同で画像認識分野で最も権威ある国際学会(CVPR)で開催されたコンペティションに参加し、2位入賞致しました(2021年6月)
このコンペティション(EPIC-KITCHENS-100 Challenges*)は、ヘッドマウントカメラで撮影した映像を用いて、数秒後の行動予測精度を競います。

  • * キッチンでの作業中に撮影した1人称カメラ映像をAIで認識し、数秒後の行動を予測するコンペティション

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