出展展示会/

2024.05

ワイヤレスジャパン 2024×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2024 出展

現場で使えるミリ波高速通信 with AI 接触検知

当社が開発し現在量産販売中のミリ波高速通信装置「ecdi」と、 当社の画像技術をカメラに搭載した「AIによる接触検知」を掛け合わせで構築できるシステムの一例の紹介です。 展示会では、デモンストレーションにて実演しておりました。 遠隔地での画像を用いたセンシング処理は、そのデータサイズから伝送遅延がシステムの問題となりがちですが、 当社の ecdi を通信手段に用いることで、遠隔地の画像データをリアルタイムに取り扱うシステムの実現が可能となります。 また、監視カメラ向け画像処理等で四半世紀以上蓄積した技術をAIとしてエッジ処理に応用することで、 お客様の検出のご要望・お客様の現場環境に最適チューニングした、 「ハードウェアシステム構成および画像AI技術によるソリューション」を提供します。

測定・評価サービス(5G・6G対応)

無線通信技術の進化に挑み続ける取り組みの一つとして 2023年10月より新たにサービスを開始した、大型6面電波暗室における無線測定の紹介です。 330GHzまでの測定が可能な点が最大の特長です。また、アンテナや基板等に使用する各種材料の高周波特性を測定することも可能です。

用途、無線システムに応じたアンテナ・装置の具現化

弊社のコア技術のひとつである「無線技術」の、 ミリ波帯およびサブテラヘルツ帯における先行研究から装置化までの開発事例の紹介です。 24GHz~300GHzといった周波数の高い領域に対し、 用途に適したアンテナ設計、材料特性の解析・評価といった要素技術開発に先行研究として取り組み、 メタサーフェス反射板(RIS)、Massive MIMOアンテナ、電波可視化装置、車載レーダ等の装置化に貢献しています。

新たな無線方式環境を"すばやく"具現化

SDR(ソフトウェア無線)による5G無線システム開発への応用事例の紹介です。 SDRは、信号処理部分をソフトウェアで実現することで様々な通信方式に対応できるメリットがありますが、 一方で、5Gなど高い伝送レートの場合には、リアルタイム処理が困難という課題が伴います。 当社の SDR では、培ってきた様々な無線信号処理の経験を活用し、 リアルタイム処理時にボトルネックとなる部分をFPGAで実装することで、 高伝送レートであってもリアルタイムな処理を実現します。 一例として、NOMA評価装置およびオープンソース「OAI(Open Air Interface)5G」を用いたローカル5G環境の構築を行いました。

電波可視化 5G環境をすばやく測定

6面アンテナ+電波伝搬シミュレータにより、電波環境を可視化する技術の紹介です。 立方体の各面に水平/垂直偏波のアンテナを搭載した独自の「6面アンテナ」により、 効率的に、電波の到来方向と偏波を同時に測定しつつ、電波干渉源の特定が可能です。 また、AI を活用した電波伝搬シミュレータにより、短時間でお客様現場の電波伝搬環境の可視化も可能です。 従来はWiFi(2.4GHz/5GHz)のみ対応でしたが、今回より5G(Sub6)にも対応しました(ローカル5Gを含む)。

当社の無線技術貢献領域

当社が設立以来30年にわたり培っている無線に関する貢献領域および開発実績の一例です。 様々な無線システム開発に携わることで蓄積された豊富な経験・知見・ノウハウにより、 アンテナから無線システムまで、一気通貫で対応が可能です。

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